連休とポータルサイト。
2016年のGWですが、小学校の頃の同級生に会ったり大学の同級生と会ったり。
簡単に言うと、お酒を飲んでいたら終わってしまいました。
振り返ると、なかなか充実した連休だったように思えます。
自分のお仕事はポータルサイト開発と運用ですが、連休だからと言ってサービスを止めるなどと言うことはありません。
24時間365日フル稼動、いつでもウェルカムというやつです。
サーバダウンとかそういう危険なことはさておき。
GWとか年末年始のような、いわゆる大きな連休前にポータルサイトとしてやらなければいけない重要なことは「デカいリリースをしない」ことだと思います。
画面をちょっと修正とか、その程度であれば誤字脱字レベル(これはこれでアレですが)なのでクリティカルではないですが、新規機能なんて話になると身構えます。
自分は休む時はちゃんと休む、休んで欲しいと考えるタイプですので、自分自身が云々とかではなく、やはり開発メンバーにも休んで欲しいのです。
リリースした新規機能が事故らないかとハラハラするぐらいであれば、連休後に検証して体制整えてからでもいいんじゃない? と常々思っています。
と書いていたら、以前いたゲーム会社は連休前になると連休用の新規イベントだ何だと忙しかったなと思い出しました。
年末年始にメール問い合わせを必死に捌きながら迎えた新年は忘れられません。
ビジネスとかいうものを考えてみる。
簡単に言うと何かをしてお金を得ること。
これがビジネスの根っこの部分だと思います。
そりゃお金は大事ですし、お金持ちになって要塞みたいなタワーマンションに住んだりなんてこともお金さえあればできちゃいます。
なんですが、果たしてそれだけでいいのかな? と時々思います。
自分も今は某社でCTOをやっていますので、成果指標なんかを大事にしていますが、ビジネスってそれだけじゃないと時々考えます。
ボランティアとはまた少し違いますが、何か世の中にインパクトを与えるようなことを業務の中で実現することもまた、ビジネスなんじゃないかなと。
ということを考えつつ、余暇時間でチマチマと個人プロダクトを作成しています。
いつの日か世の中の皆様にお届けできる日が来たら、インパクトを与えられるのかそうでもないのかがわかりそうです。
問題はビジネスモデルが今ひとつ思いつかない点。
ふわふわした感じでは思いついてるのですが。
何かをしてお金を得るって難しいですね。
CakePHP3をアップデートしてみた。
2015年もそろそろ終わりです。
最近は忘年会シーズンということもあり、週末は何かしらお酒を飲んでいます。
自分はお酒が好きというよりも、お酒を飲む場が好きなタイプですので忘年会は好きだったりします。
普段は晩酌もしませんが、飲み会ではちゃんと飲みます。
好きなお酒はウォッカです。
さておき。
CakePHP3がアップデートされていました。
自分が元々インストールしていたバージョンが3.0.15です。
リリースノートを見てみると「さっさとアップグレードしてね」的なことが書いてありますので、この機会にアップデートしておこうと思います。
CakePHP3のインストールにはComposerを使用したと思います。
アップデートも同じようにComposerを使用します。
まずはアップデート対象のCakePHP3プロジェクトにコマンドプロンプトかターミナルで移動します。
自分はXAMPPかMAMPを開発環境にしていますので、この辺のディレクトリです。
C:/xampp/htdocs/my-cake3-pj/
/Applications/MAMP/htdocs/my-cake3-pj/
この直下に「composer.json」というファイルがあります。
別に中身を見なくてもいいですが、このファイルで設定された内容でアップデートしてくれるようです。
あとは以下のコマンドを実行
composer update
これだけです。
composerにパスを通していない方は、こんなコマンドかもしれません。
php composer.phar update
最後にバージョン確認をしてみましょう。
C:/xampp/htdocs/my-cake3-pj\vendor\cakephp\cakephp\VERSION.txt
vendor\cakephp\cakephp\VERSION.txt
このファイルに現在のバージョンが記載されています。
無事に3.1.5になっていれば完了です。
CakePHP3をしばらく触ってみた。
早いもので、あっと言う間に12月でした。
私はCTOをやっていますが、主な仕事はPHPによるコーディングです。
ですので、仕事中は毎日毎日コーディングをしています。
経営面云々は、うちのCEOとCFOがしっかりやってくれているので日々感謝です。
本当は自分もそこに…とは思うのですが、開発タスクが多すぎて全く余裕がなく。
この状態がタスクが多すぎるからなのか、自分が無能だからなのか。
それがわかるのは、もう少し先の話なのかもしれません。
やっぱりずっとコーディングをしているとこんなことがあります。
「何でここの処理、ああいう風にしてくれなかったんだろう」とか。
「どういう経緯でこんなコードを書いたの?」とか。
いわゆる、過去の開発者に対しての不平不満です。
これ、過去の経験上から考えると「ストレス」です。
開発された当時は色々な理由があって、そのコーディングになっているだけで、それが今の状況と噛み合わないなら作り直せばいいだけです。至極単純。
なのに不平不満が先に出てくるというのは、大抵ストレス。
こういう状態は非常によろしくないので、何かで解消しなくてはいけません。
食事? お酒? 運動?
色々ありますが、自分の場合は「全く別のプログラムをする」です。
というわけで、最近導入したCakePHP3を使ってちょっとしたものを作ることにしました。仕事が休みの日にMac持ってカフェでドヤ顔のアレです。
以前はBootStrap3の勉強を兼ねて、こんなものを作ってみました。
開発環境はCakePHP2 + mySQL + BootStrap3です。
3日ぐらいで作ったので大したモノじゃありませんが、思っていたよりアクセスも頂いているので、どこかの誰かの役に立っているかもしれないと感じています。
さておき。
私はUI側のセンスが残念なので、今回もBootStrap3を使うことにしました。
色々探していると、こんなものを発見。
絵里推しですが、これに決定。
BootStrap3のテンプレートやテーマはたくさんありますし、自分も色々と使いましたが結論として「使いたい機能があれば、その部分だけ使う」方がいい気がします。
こちらの「Honoka」は日本語を美しく表示できるBootStrap3対応のテーマで、それ以外の機能はBootStrap3に準ずるというものらしいです。
DBはいつものようにmySQLでいいので、Macを使うこともありMAMPをインストールすることにしました。
Mac用のApache + mySQL + PHPの環境構築用アプリです。
MAMP Proは有料バージョンなので、MAMPを使います。
これで何となく開発環境ができました。
さて、何を作るか。
CakePHP3をWindows環境にインストールしてみた。
2016/08/05 追記
Windows10でもCakePHP3をインストールしてみました。
結論から書くと、特筆すべきことはありませんでした。
本記事の手順と同じように進めれば、サクっと環境構築できると思います。
CakePHP3をWindows10にインストールしてみた。 - どこかのCTOのブログ
私は自宅でもそれなりに仕事をするタイプです。
そんな時、サッと手軽にコードを書いて確認するのにXAMPPは便利です。
自宅ではWindowsもMacも両方使うのですが、PHPはWindowsでやってます。
以前書いたように、弊社で展開しているWebサービスはCakePHP2を採用しています。
それがそのまま永遠に使えるのであればいいのですが、実際はそうもいきません。
ですので、将来的なリプレースも視野に入れる必要があります。
そこで目をつけたのが2014年末に安定版がリリースされたCakePHP3。
とりあえずこれをインストールしてみることにしました。
従来のZipファイルでの配布と違い、CakePHP3はComposerによるインストール方式に変わりました。当然ですが、Composerがないとインストールもできないわけです。
Composerというのはパッケージ管理ツールですのでPEARみたいなものです。
その辺りを踏まえてインストールしてみましょう。
XAMPPのインストール
PHP実行環境に関しては上にも書きましたがXAMPPでやってます。
XAMPPのダウンロードはこちら。
個人的な意見になってしまいますが、「Windowsで作るPHPの実行環境」はどこまでいっても開発環境までじゃないかな考えています。ですので、開発環境作るだけであれば手軽に導入できる方がいいんじゃないかなと思うのです。
なのでXAMPPしかWindowsには入れません。
Composerをインストール
Composerはここからダウンロードできます。
EXEインストーラーのよくあるタイプです。お手軽ですね。
妙な広告系アプリも2015年9月時点ではありません。
インストールの途中でPHPの実行パスを聞かれます。
XAMPPをインストールするとPHPの実行ファイルも中に入っていますので、そちらを選択してあげればOKです。
\XAMPPインストールフォルダ\php\php.exe
この辺にあります。
インストール確認はコマンドプロンプトを開いて「composer」と打って実行すると確認ができます。
PHPの設定を変更
最後にXAMPPの中にあるPHPの設定ファイルをちょっと修正します。
修正と言ってもコメントアウト部分をはずすだけです。
\XAMPPインストールフォルダ\php\php.ini
上記のファイルをエディタで開いて、以下のコメントアウトをはずして下さい。
ちなみにエディタはサクラエディタ派です。
;extension=php_intl.dll ←ここのセミコロンを削除
Apacheの再起動はXAMPPのコントロールパネルから実行します。
CakePHP3のプロジェクトを作成
ここまでで準備完了です。
それではCalkePHP3のプロジェクトを作成してみましょう。
WindowsでのCakePHP3のプロジェクト作成はコマンドプロンプトから実行します。
まずはコマンドプロンプトを開きましょう。
今回はXAMPPを使用していますので、XAMPP上でのドキュメントルートはデフォルト設定の場合はhtdocsになります。
Composer経由でのCakePHP3プロジェクト作成は、コマンドを実行したフォルダ内に対してプロジェクトが作成されます。ですので先にフォルダ移動してしまいましょう。
デフォルトのままの場合はコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行。
cd /d \XAMPPインストールフォルダ\htdocs
次にCakePHP3プロジェクトの作成です。以下のコマンドを実行して下さい。
composer create-project --prefer-dist cakephp/app 作成したいプロジェクト名
実行するとコマンドプロンプトに色々と流れていきます。
しばらくするとhtdocs配下にCakePHP3のプロジェクトが出来上がります。
できあがった後はローカルホストに対してアクセスしてみてください。
例えば、sample-projectなんて名前でプロジェクト作成したのであれば
http://localhost/sample-project/
こんなURLにアクセスすると確認ができます。
ここまででWindows環境へのCakePHP3インストールは完了です。
実際にやってみると10分もかからないぐらいで完了してしまいます。
CakePHP2との違いはまた今度にします。
PHPと私。
弊社ではWebサービスを運営しているのですが、開発はLAMPで行なっています。
フレームワークはCakePHP2を採用しています。
とは言え、PHPの経験なんて実は3年ほどしかありません。
元々、スクリプト言語が食わず嫌いでして。
JavaScriptとかRubyとかLuaとかとても嫌いです。
なのに、今はPHPばかり。不思議なモノです。
しかし、いざPHPをやってみると確かに便利というか使いやすい。
CakePHP2独特の奇妙な配列仕様はアレですが、そこに目を瞑ればまぁ…。
学習コストもそこまでかかりませんし、PHPエンジニアは多いですし。
何と言っても情報が多い。これはとても重要なことです。
個人でちょっと開発しているWebサービスがあるのですが、これもPHPで作っています。今はまだ何もカタチになっていませんが、いつの日か世に出せればと。
もしかすると、知らぬ間にPHPが好きになっているのかもしれません。
本当はC#が一番好きなんですけど、おかしな話です。