ConoHaのLAMPイメージでサーバ構築してみた 〜PHP7にアップデート〜
一人でGitLabサーバ構築ができました。
これは、インフラもできるエンジニアとしての大きな一歩を踏み出したと言っても過言ではありません。
「インフラですか? まぁ多少は。フフ」ぐらい言ってもいいかもしれません。
絶対言いませんけども。
さて、次は社内システムとしてのWebアプリを作ることにしました。
スケジュール閲覧とか問い合わせ管理とかそういうのです。
Webアプリ自体はサラっとCakePHP3で作ったのですが、今度はこれをサーバに載せなければいけません。
またです。またサーバを構築です。
やりたいこと
URLを知っていればアクセスできる。
ログインするためのIDとパスワードが必要。
スマホでアクセスできる。
DBは同じサーバ上にあればOK。
LAMP環境ですね。
ConoHaさまにお伺いを立てたところ、LAMPイメージがありました。
またも大勝利が見えています。
出来上がったLAMPイメージを確認してみる
なんですが。
PHPのバージョンが5.6でした。
「あれ、LAMPイメージ作る時に設定いるのかな?」と思っていたのですが、そうではなさそうでした。
どうやらConoHaのLAMPイメージで出来たサーバは、PHP5.6のようです。
PHP7使いたいんだけどなーと不安になりながらググってみたら、どうやら自分でインストールする必要がありそうです。
自分にはそんなことはできません。何でConoHaさまはPHP5.6なんだよ!
と文句をつけても仕方がありませんので、腹をくくってPHP7を入れてみることにしました。
もうこの時点で不安です。
yumをアップデートする
「ヤム」とか読むらしいです。
Linuxのパッケージ管理ソフトです。流石にこれぐらいは知ってます。
まぁアップデートとか言われるとガタガタ震えてしまうのですが。
グーグル先生にお申し立てをして、以下の手順でyumをアップデートしました。
# yumのお掃除コマンドらしいです。 yum clean all # yumのアップデート(-yのオプション入れてもOKです) yum update # 何か知りませんがやった方がいいらしいので yum -y install yum-plugin-priorities
雑ですみません。
とりあえず上記手順でyumのアップデートが出来たようです。
デフォルトのPHPを削除
ConoHaのLAMPイメージにデフォルトでインストールされていたPHPを削除します。
要するに「PHPが稼働しないLAMP環境」になります。
ちょっとどころか相当不安だったのですが「ダメだったら作り直せばいいか!」的なノリで削除してやりました。
以下、削除手順です。
# 初期インストールされているPHPのファイルを確認(リスト表示されます) rpm -qa | grep php # PHP関連のファイルを削除 yum remove php5*
本当に削除されてしまいました。
PHP7をインストール
お利口なyumがインストールしてくれます。
何も考えずに以下のコマンドを実行しました。
yum --enablerepo=remi-php70 -y install php php-mbstring php-pear php-fpm php-pdo php-intl php-mysqlnd php-pecl-redis php-xml php-gd php-json
何かよく見ると「php-intl」とかCakePHP3インストールに必要なライブラリも入ってます。
多分大丈夫でしょう。
インストールできたはずのPHPバージョン確認
さて、多分ちゃんとPHP7がインストールされているはずです。
ドキドキしながらPHPのバージョン確認です。
php -v PHP 7.0.21 (cli) (built: Jul 5 2017 14:33:41) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2017 The PHP Group Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2017 Zend Technologies
!!!
PHP7になっていました。
これは大勝利と言っていいでしょう。
というわけで、PHP7が無事にインストールできました。
怪しげなインフラエンジニアスキルが助長されていきます。